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ウォルフラマイト(鉄マンガン重石) [鉱物_タングステン酸塩鉱物]

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ウォルフラマイト wolframite(鉄マンガン重石)
[ タングステン酸塩鉱物 ] 成分:(Fe,Mn)WO4 モース硬度:4〜4.5

深成岩、特に石英脈とペグマタイト中に花崗岩と共にできるほか、熱水交代作用を受けた岩石中で、キャシテライト(錫石)、ガレナ(方鉛鉱)、シェーライト(灰重石)、スファレライト(閃亜鉛鉱)などと共生している。世界中に広く分布する鉱物で、金属元素タングステンの主要鉱石として産業用に採掘される。

独立した鉱物種ではなく、ファーベライトferberite(鉄重石)とヒューブネライトhubnerite(マンガン重石)の中間組成として存在する。(かつてはこの二つの鉱物を合わせて鉄マンガン重石と読んでいたが、固溶体の「50%ルール」(*)により端成分の鉄重石とマンガン重石に整理された)

(*)固溶体関係にある鉱物のうち、含有成分のいずれかが連続的に置換する2種の鉱物は、端成分から50%の割合を基準に鉱物名が分けられる。これを「50%ルール」という。
例えば、斜長石グループの曹長石と灰長石は、ナトリウムとカルシウムの割合を基準としてそれぞれ独立した鉱物に分類され、その間の組成を持つ灰曹長石や曹灰長石などは、独立種ではなく組成相として存在する。
今回の場合では、鉄マンガン重石のうち鉄が50%以上の割合を占めるものは鉄重石(FeWO4)、マンガンが50%以上の割合を占めるものはマンガン重石(MnWO4)となり、中間のものが鉄マンガン重石と呼ばれる。

含有成分のうち、鉄が多いと黒色に近くなり、マンガンが多いと赤みを帯びた褐色になる。

名称は、鉄マンガン重石が錫鉱に混入すると多量の錫がスラグ化されるため、錫を狼のようにむさぼり食うとの意味でウォルフラム石 wolframite と称した。
(なお、ファーベライト(鉄重石)はドイツの鉱物学者 R.Ferber の名前から、ヒューブネライト(マンガン重石)は発見者である A.Hubner の名前にちなんで命名)


鉱物コレクションNo.91から。
黒い部分が鉄重石で、微妙に見える褐色の部分がマンガン重石でしょうか。(金色の部分は黄銅鉱か黄鉄鉱、白色の部分は石英だと思われます)
「狼」の名前を持つ石を見付けたよ夏雫さん・・・!>私信
でもこれ、アクセにするのは難しいね orz 

(6月23日、写真追加しました)

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